歯周病について 2

こんにちは、院長の宮野です。\(^_^ )( ^_^)/

今回も引き続き歯周病についてです。

まずは、歯周病の進行の仕方についてです。


歯周病は大きく分けて、四段階を経て進行します。


早ければ早いほど歯を守れる可能性が高くなりますので、

あてはまる症状がある場合は早めに歯科を受診しましょう。

 

◎第一段階 (Periodontitis=歯周病を略して、P1とよばれます。以下同様)

歯周病 P1

 

歯を磨いたときに時々出血があったり、歯茎に赤いところが見られたら歯周病の第一段階です。


念入りな歯磨きなど、プラークコントロールを意識することにより健康な状態へ回復することができます。


◎第二段階 (P2)

歯周病 P2

もう少し進行すると、歯を磨くたびに出血するようになります。


歯が浮いているような感じがする人や、歯茎にかゆみを感じる人もいます。


この段階になったらまず歯科医院へ行きましょう。歯磨きでは取れない、歯周ポケットの中の歯石を取ってもらわなくてはなりません。

ちなみに、P1とP2の段階を歯肉炎といいます。


ここまででしたら、適切なプラークコントロールと歯科治療により歯を守ることが充分可能です。

 

◎第三段階 (P3)

歯周病 P3

歯茎が赤紫色に見えてきたら、いよいよ歯周病が進行してきた証拠です。
かなり大きな歯石ができていますので、細菌も大量に潜んでいます。
また、白血球が細菌を撃退するために闘い始めますので、その死骸が膿となって血と一緒に出てきます。
そのため、口臭もかなりきつくなります。

 

◎第四段階 (P4)

歯周病 P4

歯が抜け落ちる直前の状態です。


歯茎は紫色に変色してしまいます。細胞が壊死しているのです。


歯茎が下がりきって、歯がとても長く見えるようになります。
歯の隙間が広がって食べ物が詰まりやすくなったり、指や舌で歯に触れると動くのがはっきりわかります。
また、噛み合わせが悪くなり周りの歯にも悪影響を及ぼしますので、他の歯を守るためにも抜歯する可能性が極めて高くなります。(>_<)


 

P3・P4の段階まで歯周病が進んでしまうと、正常な歯に戻すことはほとんど不可能です。


そうなる前に歯科で歯のチェックをしていただき、適切な対策を取りましょう。

 

 

みなさん、わかりましたか?

歯周病は進行性の病気なんです!

だから、早く治療をした方がよいのです!!

 

なので、痛くなる前にかかりつけの病院に行って検査を受けましょう。

 

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