こんにちは、院長の宮野です。\(^_^ )( ^_^)/
今回は、キシリトールで虫歯予防できるの?
と、いうことでいきまーす。(^o^)v
まず、キシリトールは、1960年代から、病院で、栄養剤として使われていました。
この糖が、虫歯予防に役立つことが分かったのは、1970年代、
フィンランド・トゥルク大学のアリエ・シェイニン先生が、
キシリトールには虫歯予防の効果があることを発見しました。
その後すぐに、同じトゥルク大学のカウコ・マキネン先生とともにキシリトールを
虫歯予防に役立てるための研究を開始。
大学の職員と学生の献身的な協力を得て、食事に使う糖分をすべてキシリトールに
置きかえるという実験を行いました。
そして3年後、キシリトールだけを摂り続けたグループは、
通常の食事をしていたグループよりも、明らかに虫歯が減ったことが証明されたのです。
(〃゚O゚)スゲー!
そして、食事に含まれる糖分を、すべてキシリトールに変えた場合と、
普通の食事の後にキシリトールガムを噛んだ場合でも、
むし歯予防の効果にほとんど差がないことも分かりました。
マキネン先生たちの熱心な活動の結果、研究開始からわずか5年というスピードで開発し、
フィンランドでキシリトールガムが発売されました。
今では、ヨーロッパの国々や日本でも食後にキシリトールガムを食べる習慣が、
すっかり定着しています。
キシリトールが、日本の厚生労働省(当時の厚生省)で承認されたのは1997年。
その年に、マキネン先生は日本を訪れ、記念講演を行っています。
2002年には、日本のチューインガム市場でも、キシリトールガムのシェアが
40パーセントになりました。
手軽に毎日続けられる効果的な虫歯予防として、キシリトールは世界中に広まり続けているのです。
と、いうのが世間で一般的に知られているキシリトールの知識ですが、僕は、ちょっと違うと思っています。
それは、・・・・・・・・・・・・・・・