こんにちは、院長の宮野です。\(^_^ )( ^_^)/
今回も歯周病の原因は?
でいきます。まだまだ続きますよー!
歯周病は歯垢(プラーク)が原因で発症し、症状が悪化していく
のですが、歯垢(プラーク)だけでなく『たばこ(喫煙)』が原因
で歯周病の症状が悪化し、さらにタバコを吸っている方は歯周病の
治療を行っても治りにくいといわれています。
歯周病とタバコ(喫煙)の関係
|
なぜタバコが歯周病の症状を悪化させ、治りづらくしてしまうので
しょうか?
人間の身体にはケガや病気をしても自然治癒力があるのである程度
の病気やケガであれば勝手に治っていくのですが、たばこに含まれ
る『ニコチン』という物質は血液の流れを悪くし、身体の抵抗力を
下げるといわれていますので、
“病気にかかりやすい”=『歯周病になりやすい』(>_<)
となり、さらに病気(歯周病)になっているにもかかわらずタバコ
を吸い続けていると、
“病気が治りにくい”=『歯周病も治りにくい』(>_<)
ということになってしまうのです!
またタバコにはニコチン以外にも多くの有害物質が含まれており、
それらの有害物質が唾液の分泌量を減少させたり、歯垢(プラーク)
を付着させやすくしますので、たばこを吸う人は歯周病になりやすく、
歯周病が治りづらく、例え完治しても再発しやすいのです!(〃゚O゚)
たばこをやめない限り歯周病は治らない!とさえ言われていますので、
歯周病を完治させ、再発を防ぎたい場合は、たばこをやめる事が近道
になる事は間違いありません。
あるデータによると、『タバコ喫煙者は吸わない人に比べて2~6倍、
歯周病になりやすい』とされていますので(喫煙歴が長く1日の本数が
多ければ多いほど倍率は高くなります)、例え現在、歯周病になって
いなくても、たばこを吸っていると歯周病へのリスクが高くなり、逆
に禁煙すると歯周病へのリスクが下がりますので、歯周病を予防する
ためにも禁煙することをオススメします。(^o^)v